トップページ>>歴史的分野…第4章 室町時代の遠野_1.南北朝時代の遠野
〔阿曽沼時代の三つの争乱〕 ○面懸(つらかけ)事件 1334(建武1)年阿曽沼氏の留守中に、面懸氏が鱒沢高館を占領し悪政を行ったので、これを討った争乱。
○永享事件 1437(永享9)年、気仙の岳波氏・唐鍬崎氏と阿曽沼一族の大槌氏が横田城を包囲したが、南部守行の援軍を得て退けた争乱。その後の大槌攻めで守行は戦死した。
○宝徳事件 1450(宝徳2)年、気仙の葛西家臣の金成氏が遠野領を侵して綾織谷地館を包囲したが、大迫館や達曽部館の援軍を得て退けた争乱。