
9月遠野市議会定例会の本会議がきょう開かれ、令和6年度の決算額や令和7年度一般会計補正予算第2号などが承認されました。8月26日に開会した9月市議会定例会がきょう最終日を迎えました。はじめにきょう11日付けで荒川栄悦議員から副議長の職を辞職する「辞職願い」が提出されたことから、日程を追加しこれを議題とした結果、辞職が許可されました。これに伴い選挙が行われ、新たな副議長には瀧本孝一議員が選ばれました。続いて、決算特別委員会と予算等審査特別委員会に付託されていた、議案44号から66号までの23件が採決され、すべて原案の通り可決されました。このうち決算特別委員会に付託されていた令和6年度遠野市一般会計歳入歳出決算の認定では、歳入総額が205億9,350万3,105円、歳出総額は196億97万6,459円となりました。続いて、予算等審査特別委員会に付託されていた、遠野市一般会計補正予算第2号については、歳入歳出それぞれに1,904万3,000円を追加し、予算総額を196億3,101万5,000円とすることが決まりました。主な内訳は新規事業の日本産ホップ栽培基盤整備強化事業費におよそ710万円、サステナブルツーリズム構築事業費におよそ700万円などとなっています。またきょうは、発議案第7号「遠野市におけるDX推進についての政策決議提案書」提出に関する決議と、発議案第8号「遠野市の畜産振興に関する政策決議提案書」の提出に関する決議が出され、いずれも可決されました。9月遠野市議会定例会は、先月26日からの17日間の会期を終え閉会となりました。