
パラアスリートとの交流を通して多様性について学ぶ授業が先週金曜日土淵小学校で行われました。この日土淵小学校を訪れたのは、パラ陸上400メートル日本記録保持者の池田樹生さんです。この日は土淵小学校の5年生・6年生の児童27人を対象に授業が行われました。はじめに講話が行われ、池田さんが自身が持つ先天性の障がいやパラアスリートとしての生い立ちについて紹介しました。また池田さんは「めがね」を例えにして、障がいのある人に接するとき普段から触れたり見たりする機会がないと不安に感じることがあるが、「知る」ことで接し方が変わると伝えました。児童たちは真剣な表情で時にはうなずきながら、池田さんの体験談に耳を傾けていました。講話の後は池田さんと児童が一緒になって、クマやカエルなど動物の動きを取り入れた運動で身体を動かしました。さらに池田さんから両脚跳びや片足跳びなどを通して速く走るためのコツを教わると、児童たちは熱心に取り組み、スポーツの持つ魅力と池田さんのアスリートとしてのひたむきな姿勢を学んでいました。