9月2日放送分

わたしの主張遠野地区大会


今年度の『わたしの主張遠野地区大会』が先週金曜日に遠野市民センター大ホールで開かれ、中学生の個性あふれる発表で聴衆を魅了しました。この大会は、次代を担う子どもたちが広い視野と柔軟な発想、創造性とともに、物事を論理的に考える力や自らの主張を正しく伝え理解してもらう力を身につけてもらおうと毎年開催されています。今年度は、市内3つの中学校から4人の生徒が出場し、定められた5分間の中で未来に向けた夢や社会に対する意見・希望、日常生活で感じたことを表現しました。会場には代表生徒の発表を聞こうと各学校から大勢の生徒が集まり、同世代の主張に真剣な表情で耳を傾けていました。審査委員は、教育や報道、青少年健全育成関係者の6人が務め、中学生らしい感性で新鮮な主張であったかなどの「論旨」、説得力があり感銘を与えられるかの「表現」、そして発表の「態度」を基準に審査されました。審査の結果、最優秀賞には遠野西中学校3年千葉悠平さんの主張「嘘つき」の在り方が選ばれました。千葉さんは、相手への思いやりから出た嘘が自分を傷つけることになってしまったことなど、自分がついた嘘の経験に基づく発表を行い、最後は自らが希望を見いだし進んでいこうとする気持ちを力強く伝えていました。最優秀賞の千葉さんは、9月17日に盛岡市のキャラホールで開催される県大会に出場することになっています。なお、4人の中学生が魅力あふれる個性豊かな主張を行った遠野地区大会の様子は、後日遠野テレビの番組でも放送する予定です。
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