
建設業ふれあい事業がおととい遠野中学校で行われ、生徒たちが重機の操作やものづくりに挑戦しました。この取り組みは市内の中学生に建設業への理解とものづくりの面白さを知ってもらおうと、岩手県建設業協会遠野支部青年部会が毎年実施しています。ことしは遠野中学校で行われ、生徒たちは小型のショベルカー「バックホー」やコンバインドローラーの操作、高所作業車の試乗、ベンチの組み立てなどを体験しました。また今回は初の試みとしてVRゴーグルを使った工事現場事故体験も行われました。こちらは落下事故や重機に挟まれる事故などをVR映像で体験することで、事故を防ぐためには何が大切なのかを学べる教材となっており、現場の安全教育にも活用されています。生徒たちは体験を通じて、社会インフラを整備し安全安心な暮らしを守る建設業の重要性を感じ、進路の参考にした様子でした。