9月8日放送分

遠野市防災訓練


大規模な水害を想定した遠野市防災訓練がきのうの早朝市内全域で行われました。この防災訓練は自主防災組織による避難所の開設や運営などについて確認する目的で遠野市が実施しました。午前7時から始まった訓練は台風上陸によって大雨が降り続き、河川の水位が上昇したことから市内全域に避難指示が発令されたという想定で行われました。このうち指定避難所となっている遠野小学校の体育館には、周辺に住むおよそ80人が避難しました。避難後は自主防災組織を中心に市民が協力して簡易テントや簡易ベッドを組み立てました。参加者たちは災害発生時の避難路や避難所開設の手順を確認することで、防災への意識を高めていました。訓練終了後、多田市長は「近所で声をかけあいながらみんなで安全な地域を作っていきましょう」と話し、ご近所同士で連携して災害へ備えることの大切さを伝えていました。
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