
青笹町に建設される六角牛発電所の地鎮祭が今週火曜日に行われました。青笹町に建設される六角牛発電所は市内では初の木材を燃料として発電する木質バイオマス発電所で、市内の運送業や建設業林業など5社により設立された、グリーンパワーとおのが事業を進めています。建物面積はおよそ2,500平米で、発電出力は1,990キロワットアワー。年間発電量は、1,450万キロワットアワーで5,000世帯相当の電力供給ができるということです。また、発電の燃料となる木質チップには市内や近隣市町の未利用材や間伐材が材料として使用され、売電した売り上げをもとに地域林業などの活性化も図っていくとしています。この日の地鎮祭には、関係者などおよそ50人が出席し、神様に工事開始を奉告する鍬入れを行い、玉串を捧げて工事の安全を願いました。最後に多田市長が、「工事が事故無く完了し無事に運営されていくことを心から願っています」と、工事の安全と今後の発展に期待を寄せていました。なお、六角牛発電所は来月から着工し、来年12月の稼働開始を予定しているということです。