
5月も後半となり田植えのピークを迎えています。先週金曜日には、青笹小学校の田植え体験が行われました。この日、青笹町の上閉伊酒造裏の田んぼで田植えを行ったのは、青笹小学校の5年生21人です。青笹小学校では、地元の酒造会社上閉伊酒造と遠野山・里・暮らしネットワークの協力を受け、地域の人たちと交流しながら米作りを学んでいます。この日は、児童たちが裸足になって田んぼに足を踏み入れ、ひとめぼれの苗を植えました。田んぼに入った児童たちは慣れない泥の感触に歓声を上げながらも、田植えに協力する地元農家や老人クラブの人たちから手ほどきを受けながら、丁寧に苗を植えていました。また児童たちはトラクターに乗りこみ、機械による田植えの速さを体験し手作業との違いを肌で感じていました。なお今回植えた苗の一部は、児童たちが大切に育ててきたものだそうで、秋には稲刈りを体験し収穫した米は児童たちにプレゼントされるということです。