
附馬牛小学校で先週木曜日、選挙啓発授業が行われ、児童たちが模擬投票を体験しました。この授業は、選挙権が18歳引き下げられ選挙に関する知識を身につけてもらい、関心を高めてもらおうと、遠野市明るい選挙推進協議会と遠野市選挙管理委員会が開きました。この日は、附馬牛小学校の6年生を対象に授業が行われ、はじめに遠野市選挙管理委員会事務局の佐々木一基さんが、選挙の必要性などを伝えました。6年生は、佐々木さんの話に耳を傾けながら、事前に社会の授業で学んだ日本国憲法の三大原則や選挙について復習している様子でした。選挙の必要性を感じた児童たちはこのあと模擬投票に挑戦しました。3人の公約を見てどの候補者に票を投じるか考え、実際に使われる整理券を持って受付に行き、本番さながらに投票を体験しました。投票が終わると佐々木さんが20代・30代の世代の投票率が低いことに触れながら、政治や社会に幅広い世代の意見を反映させるためにも選挙に行くことの重要性を伝えていました。児童たちはこの授業を通して選挙の仕組みを学ぶと同時に、一票を投じることの大切さも感じているようでした。