
駐日インドネシア大使館の職員が先週金曜日に多田市長を表敬訪問しました。市役所とぴあ庁舎を訪れたのは駐日インドネシア大使館の職員3人とコーディネーター2人です。遠野市はおととし9月にインドネシア共和国プルバリンガ市と「友好連携の構築に関する意向表明」を締結し、人材開発・産業・教育など様々な分野における友好連携の構築を図っています。大使館のギナ・アングライニさんは、「私たちは遠野市とプルバリンガ市のように地方と地方が交流し関係性が深まっていくことを重要視しています」と、あいさつしました。続いて行われた寄附採納式では、駐日インドネシア大使館からこども本の森遠野や市立図書館に向けてインドネシア語で書かれた本30冊が寄贈されました。受け取った多田市長は「いただいた本は多くのこどもたちがインドネシアを知るきっかけになると思います」と、感謝していました。また懇談の中でギナさんたちは「先日はプルバリンガ市で遠野をテーマにした中学生作文コンクールが行われた」「ぜひ遠野の皆さんにもプルバリンガ市に来てほしい」などと話していました。このほか大使館の職員たちは滞在中に技能実習生が働いているワイ・デー・ケーや筑波ダイカスト工業を訪問し、先週末に開催された遠野まつりにも参加しました。なお遠野市は外国人技能実習生制度の活用をはじめ、プルバリンガ市との友好連携や交流をより一層進めていくとしています。