
遠野産の食材を使った給食を児童と生産者、関係者が一緒に食べる「交流すまいる給食」が、きのう土淵小学校で開かれました。交流すまいる給食は、新鮮で安心安全な遠野産食材の魅力や食文化への理解を深めるとともに、給食を支える人たちとの共食交流により食育を推進しようと、遠野市学校給食センターが開いています。土淵小学校で開かれた今年度1回目の交流会には、「きくらげ」を生産する工藤あつ子さんや市内の学校給食に食材を提供している夢産直かみごうの似田貝和成店長が招かれ、6年生の教室で一緒に給食を食べて交流しました。献立は、工藤さんが育てた生のきくらげを使ったみそ米粉麺や遠野産のピーマンを使ったチンジャオロースーなど遠野産の食材がたっぷり使われています。児童たちは、給食を美味しそうにほおばり、工藤さんにきくらげのことを質問したり普段お世話になっている給食センターの調理員さんから話しを聞いたりしながら交流していました。また、きのうの献立は、市内の小中学校で提供されています。交流すまいる給食は、今年度あと2回開催され、次回は10月17日に鱒沢小学校で予定されています。