
小友小学校の農園で先週金曜日に種まき・苗植えが行われました。この活動は、自分たちで野菜を育てることで、普段食べている物がどのように作られているのかを知り、遠野の伝統野菜についても勉強してほしいという思いから行われています。この日、校庭脇の農園に植えられたキュウリ・ナス・スイカなど6種類の苗は、すべて産直ともちゃんから寄付されたもので、学年ごとに育てたい野菜の希望を出したそうです。児童たちは、地域の農家や先生からポイントを教わりながら、楽しそうに夏野菜の苗を植えていました。またこの日は、遠野の伝統野菜である「早池峰菜」と「琴畑かぶ」の種まきも行われました。この2つの伝統野菜は暑さに弱いため、種をまく適切な時期は涼しい秋ごろですが、今回は成長過程の観察や種を収穫する目的で農園に植えます。今後、小友小学校の児童たちは収穫に向けて水やりや草刈り、せん定などの世話を行っていきます。