5月29日放送分

遠野商工会 通常総会


遠野商工会の第65回通常総会がおとといあえりあ遠野で開かれました。総会でははじめに、佐々木精太郎会長が「地域の経済団体として商工会の役割はますます重要性を増すものと思われます」会員の皆さまの英知を結集し、商工会の事業活動に取り組んでまいります」とあいさつしました。このあと、昨年度の事業報告や今年度の事業計画案など合わせて8つの議案が審議され、全て原案の通り承認されました。このうち今年度の事業計画では、国の認定を受けた経営発達支援計画に基づき実行するものとし、「新規事業者の創出と事業継承支援による既存事業者の維持」、「個社の『特性』と『強み』を活かした経営に取り組む小規模事業者の支援」、「新たな商品・サービス開発と販路拡大支援」、「地元企業を支える労働力確保」の4つの目標を達成していくため創業セミナーや巡回相談、商品のニーズ調査などを実施していくとしています。また、デジタルトランスフォーメーション、いわゆるDXの推進などを強化し、企業の経営改善、販路拡大などの支援に努めるということです。総会の最後には、商工会青年部の役員任期満了に伴い役員の選任が行われ、新たな部長には佐々木康浩さんが選ばれています。佐々木さんは「商工会の活動を通じて市内の地域活性化に貢献していきたい」と意気込みを話していました。佐々木さんの任期は、来月1日から令和9年5月31日までとなっています。なお、総会後に開かれた懇親会では、新商品の開発や新サービスの提供など新事業活動に取り組み、経営の向上を目指す計画を策定し、県知事が認定する経営革新計画認定証の伝達が行われ、4企業が紹介されています。また、戦略的なビジネスプランに基づき経営に取り組み顕著な成果を挙げたとして、いわてビジネスイノベーションアワード優良企業表彰の優秀賞に「Deん隠れ家」の高宏美鈴代表が、また、優良職員表彰の最優秀賞に遠野商工会の河内夕希枝統括主幹が選ばれたことが報告されました。受賞された皆さんおめでとうございます。
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