
盆の入りとなったきのう、市内では先祖を迎えるためのお墓参りやまつ火焚きの光景が見られました。きのうの夕方、先祖の供養のため市内外から多くの人がお墓参りに訪れていました。訪れた人たちは、墓石を水で洗い清めたあと、墓前に花と線香を手向け静かに手を合わせて在りし日の故人に思いを寄せていました。また、午後6時ごろからは穀町商店街や新穀町通りなどの歩道で「まつ火焚き」の光景が見られました。遠野地区では先祖の霊を迎えるための迎え火として毎年8月13日と14日に家の前でまつ火を焚くならわしがあり、夏の風物詩となっています。まつ火焚きを行う家の前では、ゆらめく炎を前に家族や親せきたちとゆったりとした時間を過ごす姿が見られました。