
夏の土器・土偶づくりワークショップで制作された作品をたき火で焼く『野焼き』が先週金曜日、綾織新田遺跡で行われました。この日は、先月5日に遠野まちなかドキ・土器館で開かれた体験会で制作された作品のほか、市内の中学校や花巻清風支援学校中学部が出前授業で作ったおよそ100点の作品が野焼きされました。会場には市文化課の職員や土器・土偶づくりワークショップで講師を担当した菊池健次さんなど9人が集まり、野焼きをする土手が完成すると個性豊かな土器や土偶に火が入れられました。また、自作の土偶を野焼きしようと市外から足を運んだ人もいて、煙が立ちのぼる中、自分の作品が完成に近づく様子を見守っていました。なお市文化課では、今後も定期的にイベントを開催するとしていて、冬休みには勾玉づくりワークショップを開催する予定です。