7月31日放送分

遠野駅舎の未来を考える会 全体会議


遠野駅舎の未来を考える会の全体会議が、先週水曜日、市役所本庁舎で開かれました。遠野駅舎の未来を考える会は、駅舎の老朽化に伴いJRから建て替えの方針が示されたことを受け、市民をはじめ多くの人と今後の駅舎のあり方について考えていこうと平成27年2月に設立されました。これまで開かれたワークショップでは、「現在の遠野駅舎の外観を保つべき」、「街のシンボルとなるようなものにしてほしい」などといった意見が出されたほか、JRに駅舎規模の維持と景観への配慮を申し入れるなど、具体案の策定に向けて調査と協議が続けられてきました。この日は、遠野駅舎の未来を考える会の会員が出席する中、JRが実施した遠野駅舎の耐震補強調査の結果について事務局から報告がありました。JRによると、「遠野駅舎は耐震補強により駅舎を活用することも可能」としています。出席者からは、「文化財としての価値があるという認識のもとで市には交渉にあたってほしい」「これだけ長い時間多くの人が関わってきているので、その価値が生かされると思っている」といった意見が寄せられました。なお遠野駅舎の未来を考える会は、存続や利活用の具体的な検討を進めていくため今後は、組織を再編し関係団体や市民を中心とした構成に見直すことが確認されました。
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