7月30日放送分

令和・寺子屋交流事業「八戸市との児童交流」


青森県八戸市の児童が「令和・南部藩寺子屋交流事業」で今週月曜日から1泊2日の日程で遠野を訪れ市内の小学生と交流を深めました。この交流事業は根城南部氏の縁でつながる青森県八戸市と遠野市が、互いの歴史を学び郷土愛を育みながら将来を担う人材を育てようと昭和62年から始まり、今年で36回目となります。この日は八戸市からおよそ40人の児童が遠野ふるさと村を訪れ、市内の児童26人から歓迎を受けました。歓迎式でははじめに綾織小学校の多田瑞希さんによる昔話の語りが披露されたあと、八戸市の児童を代表して八戸市立中居林小学校の岡田真歩さんがあいさつしました。八戸の児童を迎えた多田市長は、「これからも交流が続くことを心から願っています。皆さんに特別にカッパ捕獲許可証をお渡しします。もしカッパを捕まえても逃がしてあげて下さいね」と話し、八戸の児童たちにカッパ捕獲許可証をプレゼントしました。式の後には児童たちが名刺を交換して自己紹介したり、昼食をともにするなどして親睦を深めていました。昼食後は2つの班に分かれ魚のつかみ取りやふるさと村にいる赤カッパをみつけるウォークラリーに挑戦しました。なお、八戸市の児童たちはきのう遠野物語の館や伝承園・カッパ淵などを巡ったあと八戸へ帰省したということです。また、来月3日からは遠野市の児童たちが1泊2日で八戸市を訪れ、親睦を深める予定です。
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