4月23日放送分

遠野高校 台湾研修市長報告


遠野高校ダイバーシティ推進プロジェクトの一環として、台湾で研修を終えた生徒が多田市長などにその報告をしました。台湾研修に参加したのは遠野高校2年の及川倖弥さん白金結衣さん留場成美さん山口まりやさんの4人です。市では、生徒自身が主体的に実施する学校魅力化に向けた取り組みを支援していて、市内の高校に「高校生×未来デザインプロジェクト事業費補助金」を支給しています。遠野高校はこの補助金を活用し、多様な人種や民族で社会が形成され、国際学力調査で世界2位の台湾を研修先に選び、多様性が叫ばれる昨今、LGBTQなどさまざまな違いについて学び多くの知識や情報を取り入れ、自身の成長や学校の変革に生かそうとしています。きのうは、生徒が訪問先でのフィールドワークや視察を通じて感じたことをまとめ、魅力ある学校づくりのアイデアなどを多田市長をはじめ集まった人たちに報告しました。4人の報告を受けた佐々木教育長は、「発表したアイデアのどれか1つでも達成できれば素晴らしいことだと思います」と生徒のこれからに期待していました。最後に多田市長が、「これからいろいろな事を経験して周囲を納得させることができる表現力を身に付けてください」とアドバイスを送りました。台湾研修に参加した生徒は、海外生活を経験したことで自ら行動をすることや失敗を糧にまずはやってみるということを学び、学校のルールの見直しや魅力向上に向けて生徒に提案していくとしています。
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