
遠野市緑化祭実行委員会の総会がきのう市役所本庁舎で開かれ今年度の遠野市緑化祭「里山フェスタ2025」の開催内容が決まりました。遠野市緑化祭は、森林体験活動を通して森林の役割と大切さについて理解を深め住みよい環境・まちづくりを創造することを目的に毎年開催されています。総会では、市や岩手県南部森林管理署遠野支署など実行委員会を構成する団体が出席して昨年度の事業報告や今年度の事業計画などについて審議されすべて原案通り承認されました。今年度の緑化祭は、6月14日・土曜日、宮守町の銀河の森総合運動公園での開催となります。総会では緑化祭実行委員長を務める多田市長が「このイベントは全国的に注目を集めています市民にご協力いただき環境や景観づくりに役立てられればと思います」とあいさつしました。続いて昨年度の緑化祭は、市内の一般参加者など合わせて約350人が参加し、カラマツ2,000本を植樹したことなどが事務局から報告されました。また、今年度の事業計画ではカラマツの植樹を継続し、郷土芸能の伝承と関連づけ、しし頭に使うカンナガラや太鼓のバチに使用するドロの木やヤマナラシ・ウシゴロシの植栽も行うとしています。委員からは、森林愛護少年団への参加周知を広く行って欲しいなどの意見があがっていました。緑化祭についての問い合わせは市農林課内緑化祭実行委員会事務局電話62−2111までお願いします。