4月16日放送分

遠野地区山火事防止普及啓発パレード


遠野地区山火事防止普及啓発パレードがきょう実施されました。このパレードは空気が乾燥するこの時期に山火事防止の意識啓発を行うことで、森林資源の確保と地域の安全を図ろうと実施されました。スタート地点となっている遠野地区合同庁舎では出発式が行われ、遠野地区山火事防止対策推進協議会の岩淵道洋会長が、「遠野管内でも野焼きが延焼する事案がことしに入って3件発生しています。きょうのパレードを通じて1人でも多くの人に山火事防止に対する高い意識を持ってもらえるように広報活動をお願いします。」と、あいさつしました。出発式のあとは、遠野消防署や市農林課の職員など18人が「山火事注意」のステッカーが貼られた車に乗り込み合同庁舎を出発しました。パレードは上郷・青笹・土淵など東側を周るルートと、小友・宮守・達曽部など西側を周るルートに分かれて行われました。パレード参加者たちは2時間かけて市内全域を周り、山火事への注意を呼びかけました。なお岩手県では、空気が乾燥しやすい5月31日までの期間を「山火事防止運動月間」と定めているほか、ことしは大船渡市をはじめ林野火災が多いことから「山火事警戒宣言」も発令し、注意喚起しています。
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