
花巻農協遠野地域野菜部会の通常総会が、先週金曜日に青笹町のウエディングパレス道で開かれました。通常総会には本人出席と委任状出席あわせて、およそ150人が出席しました。初めに表彰が行われ、野菜・花き販売総売上表彰を受賞した、小笠原晃さん、多田貴博さんに賞状が手渡されました。続いて花巻農協遠野地域野菜部会の佐藤文勝部会長が、「今年度も猛暑や大雨など厳しい天候が予想されますが市場関係者の皆様の協力を得ながら、昨年度以上に販売していきたい」と、あいさつしました。このあと議事に入り令和6年度の事業報告と収支決算書の承認、令和7年度の事業計画案や収支予算案など8つの議案について審議され、すべて原案の通り承認されました。このうち令和6年度については一部で高温や病害虫による影響を受けたものの、年間の販売額は前年比104%となる3億9,792万円であったと報告されました。また、今年度から野菜部会に菌茸部会が統合されることから、令和7年度の野菜・花き・菌茸を合わせた目標販売額は4億819万円となっています。そして、この日の総会では役員の改選も行われ、副部会長を務めていた小笠原晃さんが新たな部会長に選ばれました。なお今年度、花巻農協遠野地域野菜部会では「部会員の所得アップ」を目指し、栽培面積拡大や生産技術確立に向けて取り組みを進めていくとしています。