4月22日放送分

遠野市認知症サポーター ステップアップ講座


認知症の人やその家族を地域が一緒になって支え、安心して暮らすことができる地域づくりを目指す、認知症サポーターステップアップ講座がきのう開かれました。認知症サポーターとは、認知症を正しく理解し偏見を持たずに認知症本人やその家族に寄りそう応援者として活動している人を指します。この日は、松崎町第5区で地域高齢者の健康づくり活動などを展開している八幡にこにこぐる〜ぷのメンバーが、すでに認知症サポーター養成講座を受講した人向けのステップアップ講座に参加しました。今回の講座では、大塚製薬が開発した認知症ケアプログラム「FACEDUO」を使って、認知症の疑似体験をしました。画面には、「自分の物が盗まれたと騒いだ」ケースと「外出をかたくなに拒否した」ケースが映し出され、参加者は、認知症の症状を知り事態を悪化させないための工夫やケアの方法を学んでいました。疑似体験のあとには、八幡にこにこぐる〜ぷの登坂文子代表にチームオレンジの認定書が交付されました。遠野市内でチームオレンジに認定されたのは八幡にこにこぐる〜ぷが最初で第1号です。なお市では、認知症を知り地域みんなで支え合い応援していけるよう今後も養成講座やステップアップ講座を開催していくとしています。
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