日本は1945(昭和20)年、広島・長崎に原爆を投下され、多くの犠牲者をだした。そして唯一の被爆国として、核兵器を「もたず・つくらず・持ちこませず」という非核三原則をかかげ、核兵器を世界全体でなくすために、努力を続けてきた。
核兵器に反対し、軍備の縮小を求める運動は各地に広まっているものの、未だに世界は核の脅威の中にある。平和の実現には、国際的な連帯が必要である。地方自治体が議会を通じて、反核の意思を明らかにする非核平和宣言や非核平和条例の制定も国際連帯の一つである。
旧市村でもそれぞれ非核平和都市宣言をしていましたが、新遠野市でも、二度と悲惨なできごとが繰り返されないように、2006(平成18)年に市長が「非核平和都市宣言」を提案し、市議会で全会一致で可決されている。 |