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第4章 世界と遠野市のつながり...公民的分野

1 世界平和を願い非核平和都市宣言をした遠野市

 日本は1945(昭和20)年、広島・長崎に原爆を投下され、多くの犠牲者をだした。そして唯一の被爆国として、核兵器を「もたず・つくらず・持ちこませず」という非核三原則をかかげ、核兵器を世界全体でなくすために、努力を続けてきた。
 核兵器に反対し、軍備の縮小を求める運動は各地に広まっているものの、未だに世界は核の脅威の中にある。平和の実現には、国際的な連帯が必要である。地方自治体が議会を通じて、反核の意思を明らかにする非核平和宣言や非核平和条例の制定も国際連帯の一つである。
  旧市村でもそれぞれ非核平和都市宣言をしていましたが、新遠野市でも、二度と悲惨なできごとが繰り返されないように、2006(平成18)年に市長が「非核平和都市宣言」を提案し、市議会で全会一致で可決されている。

 

非核平和都市宣言
 世界の恒久平和は、人類共通の願いである。
 しかし、世界には未だに多くの核兵器が存在し、世界の平和と人類の生存に大きな脅威をもたらしている。
 我が国は、世界唯一の被爆国として、再び広島、長崎の惨禍を繰り返させてはならない。
 遠野市は、世界人類の平和と共存を願う日本国憲法の崇高な理念をもとに、非核三原則が遵守され、核兵器の廃絶と軍縮が推進されることを希求し、非核平和都市であることを宣言する。
平成18年6月16日    遠野市

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遠野市教育委員会・中学校社会科副読本編集委員会