日本でも、高度経済成長期以降に公害問題や自然破壊が全国的な規模で進行した。また、現代の大量生産や大量消費が、大量の廃棄物を発生させている。
遠野市は、自然環境に恵まれ、緑豊かな「民話のふるさと」として知られている。しかし近年は、社会経済の変化や日常生活の多様化などにより、ごみの収集量が増えてきたり、河川の水質汚濁が見られたりしている。
さらに、核家族化や家電製品の利用の増加、そして自動車の普及などにより、水資源やエネルギー消費の著しいものがある。このため、自然環境を維持・保全するための意識を高め、取り組みを行っていく必要がある。 |