12月22日放送分

第3回環境にやさしい農業 推進協議会


化学肥料や農薬の使用を減らすなど環境にやさしい農業の推進に向けた協議会の3回目の会議が、先週月曜日市役所本庁舎で開かれました。遠野市では、化学肥料や農薬の使用を減らし環境への負荷をできる限り低減した農業生産方法である「有機農業」の取り組みを進めています。この協議会では、農業者団体や農産物の加工流通を行う団体などが委員となり、有機農業を推進するため実施計画や遠野市独自の農産品ブランドの策定など協議を進めています。この日の会議では実施計画案の内容や有機農業で生産された農産物の市内統一ブランドの名称案などが協議されました。このうち統一ブランドの名称案について、業務を受託している岩手アートディレクターズクラブから4つの案が出されたあと、委員が意見を出し合いました。出席した委員からは「どの案も良いが、目指す農産物の姿をもっと明確にする必要があるのでは」など意見が出され、名称案の選定に苦慮していました。統一ブランドの名称は今月中に再度意見をまとめ決定されるということです。なお今後、実施計画の策定や統一ブランドのロゴ制作などを進め、来年2月に地域ぐるみで有機農業を推進していく「オーガニックビレッジ」を宣言するとしています。
最近のニュース
リストに戻る