12月17日放送分

子ども食堂 わんぱくキッチン


子ども食堂「わんぱくキッチン」が先週土曜日に遠野高校で開かれ、幅広い世代の市民が食事と交流を楽しみました。この取り組みは遠野高校の総合的な学習の時間「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」で子ども食堂をテーマに活動しているグループの協力を得て、遠野町まちづくり協議会が実施したものです。今回の企画内容は高校生がプロジェクトの中で考えたもので、献立や食堂の名前、チラシなどの作成も手がけています。当日は遠野高校の1・2年生あわせて24人がボランティアとして参加し、調理とレクリエーションの担当に分かれて来場者を迎えました。はじめにこの日提供するおにぎりと寺沢だんご汁、大学いもを高校生と遠野市食生活改善推進員が協力して調理しました。料理が完成するとおよそ40人の来場者に振る舞われ、温かい料理を囲みながら和やかな時間を過ごしていました。中には子どもだけで訪れた参加者もおり、丁寧に作られた料理を世代を超えておいしそうに味わっていました。またレクリエーションとして来場者と高校生が一緒にカードゲームを楽しみ、子ども食堂を通して世代間交流の場も提供していました。遠野高校では今回の取り組みを振り返って反省点や改善点を整理し、来年2月に予定されているプロジェクト発表会に向けてまとめ作業を進めていくということです。
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