
遠野市友好都市交流事業の報告会が、先週木曜日に市役所本庁舎で開かれました。報告会には多田市長や遠野市民交流団の団員6人などが参加しました。初めに市民交流団の小林立栄団長があいさつし、「このメンバーで友好都市の皆さんと交流を深められ楽しい時間を過ごすことができた。」と交流事業を振り返りました。市民交流団は11月7日から2泊3日の日程で宮崎県西米良村に行き、同じく友好都市の熊本県菊池市を入れた3市で交流を深めました。現地では西米良村の歴史・文化を学びつつ、ゆずの収穫体験やジビエ加工処理施設の見学、月の神楽の鑑賞などをしてきました。事業報告のあと団員が感想を発表し、西米良村に行って気づいたことや感動したこと、遠野市とのつながりを感じたことなどを話しました。このうち交流事業に初めて参加した及川真紀子さんは、西米良村の語り部たちと交流できたことがうれしかったそうです。会の最後には多田市長が「西米良の人たちは遠野に負けないくらい郷土愛が強かったですね。今後も交流をずっと続けていきましょう」と話し、さらなる交流・連携の強化に向けて決意を新たにした様子でした。