
夏のドキドキ土器・土偶づくりワークショップがおととい土曜日に遠野まちなか・ドキ・土器館で開かれました。このワークショップは土器や土偶作りを通じて縄文人の文化を学んでもらおうと遠野市が毎年開催しています。はじめに講師をつとめる絵画グループトオヌップの菊池健次さんが、縄文人は土器をどのように活用していたのか説明したあと、土器の作り方を伝えました。参加した親子は教わったとおりに陶芸用の粘土で土器の底を作り、その後はひも状にした粘土を重ねて成形していました。この日の参加者のほとんどが未経験者だったこともあり思ったとおりの形にならず苦戦していましたが、出来栄えをよくしようと一生懸命作っていました。なお、ワークショップで作った土器と土偶は1カ月ほど乾燥させてから来月6日に綾織新田遺跡で野焼きをする予定で、完成品は制作者に引き渡されます。