
郷土芸能講座「教えて!太神楽の人」が先週土曜日に遠野郷八幡宮で開かれました。今回で3回目の開催となるこの講座は市内の郷土芸能団体から解説を聞いて演目を見ることで郷土芸能への理解を深めようと遠野文化友の会が開きました。初めに遠野文化友の会の多田宜史会長が「演目や装束・道具などの意味合いを知っている方は少ないと思うので、講座を通じて学び市民の誇りである郷土芸能の価値を高めていきたい」と、あいさつしました。このあと遠野太神楽保存会が「通り踊り」や「祝いの舞」といった7つある演目をすべて披露し、演目の合間に太神楽ならではの特徴を解説しました。また保存会の菊池藤夫会長と赤坂康紀さんは、遠野太神楽におよそ400年の歴史があることや「太神楽」という言葉の意味についても説明していました。参加者たちは解説つきで遠野太神楽を鑑賞することでこれまで気が付かなかった新たな魅力を発見した様子でした。なお遠野文化友の会では来週12日・土曜日に綾織町の遠野遺産をめぐる「遠野遺産フィールドワーク」を開催予定です。参加の申し込みは来週7日・月曜日締切で、ご覧のQRコードからアクセスできます。問い合わせは遠野市教育文化振興財団電話62―6191までお願いします。