
6月の遠野市記者懇談会がきょう開かれ、SDGs未来都市の選定やウィークリーハウスの整備と供用開始など5項目が発表されました。きょうの遠野市記者懇談会では、はじめに内閣府「2025年度SDGs未来都市」に遠野市が選定されたことが報告されました。この制度はSDGsの理念に沿った基本的・総合的取組の推進に関する計画を策定した市町村の中から、特に経済・社会・環境において、新たな価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い地域などを内閣府が認定するものです。遠野市では遠野サステナブルビジョン2030〜官民共創で築く持続可能な遠野の未来〜の名称で、市民や市内企業の提案による新規ビジネスの創出件数増加や地域新電力の再生エネルギー電力の確保、また環境教育プログラムの参加者数増加に向けた取組を加速させていくとしています。次に、市の出資法人である一般財団法人TRCが、取得物件の利活用を目的にこれまで市内にない週単位での宿泊物件となるウィークリーハウスの整備と、所有敷地を賃貸駐車場として再整備し供用を開始することが報告されました。ウィークリーハウスは遠野市中央通り5番6号遠野醸造南側の建物で、7日間単位を基本に利用者のニーズに合わせて月単位にも対応していくということです。また賃貸駐車場は、中央通り1番14号こども本の森遠野西側の所有敷地を駐車場に再整備し、7月1日・火曜日から供用を開始することが報告されました。このほか、7月から8月にかけて遠野市学校規模適正化・適正配置基本方針(案)に関する市民説明会が開催されることや、令和7年度遠野市公営塾の開講、また、ドイツからの訪問団を受け入れ、日独スポーツ少年団同時交流を実施することなどが報告されました。遠野市記者懇談会の模様は、きょうから3日間午後8時から遠野テレビ10chで放送します。