5月7日放送分

荒川駒形神社例祭


附馬牛町の荒川駒形神社で、おととい例祭が執り行われました。駒形神社は、中世の時代にこの地を統治した阿曽沼氏の家臣である佐々木氏が馬産の神をまつったことに始まった神社です。例祭は旧暦の4月8日に毎年執り行われていて、この日は初めに本殿にかけて複数の鳥居が並ぶ参道で早池峰しし踊りが舞を奉納しました。続いて本殿では関係者のみで遷御祭が執り行われました。遷御祭のあとは荒川駒形神社の佐々木精太郎宮司が金幣を馬の背に乗せ、里宮に向けて移動しました。到着後は、里宮を中心に附馬牛町内を1時間かけて練り歩きました。また引き馬のうち1頭はチャグチャグ馬コで実際に使われている華やかな装束を着用して行進していました。そして午後からは例祭が執り行われ、総代や畜産関係者などが参加する中、佐々木宮司が祝詞を奏上し五穀豊穣や畜産平安などの願いを祈っていました。例祭の最後には早池峰しし踊りの上柳、張山の2団体がそれぞれ舞を奉納し、市内外から訪れた人たちが勇壮な舞に目を奪われていました。
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