
花巻市東和町の田瀬湖・B&G海洋センターで、田瀬湖一斉清掃&ごみ川柳大会が開かれた様子が届きましたのでお伝えします。この活動は、水資源や河川環境への関心を高めようと、猿ヶ石川流域の遠野市と花巻市民などに呼びかけ、ごみ拾いを通じて連携と交流を深めることを目的に毎年開催されています。この日はおよそ100人が参加して、田瀬ダムの大高瀬地区とB&G海洋センター周辺ダム湖畔の2カ所に分かれてごみ拾いが実施されました。参加者は1時間かけて岸辺に流れ着いたさまざまなごみを拾い集め、燃えるごみと燃えないごみの仕分け作業を行いました。ことしは740kgが集められ、去年とほぼ同じ量のごみが回収されたということです。続いて参加者はごみ拾いをしながら感じたことやきれいになった周辺を思い浮かべ、川柳にして気持ちを表しました。入賞作品には「なぜ捨てる気持ちわからず拾うごみ」「灰色の空の気持ちで拾うビン」などと美しい自然環境にごみを排出した悲しみを表現したものがありました。参加者は、来年はごみの量が減っていくことを期待し、自然環境の大切さを深く実感した様子だったということです。