
きょうは附馬牛町で緊急銃猟が実施されました。この緊急銃猟を想定した訓練が先週火曜日土淵町で行われました。この訓練は、人の日常生活圏で緊急にクマなどを捕獲する必要がある際に、関係する機関への連絡体制や出没状況に応じた対応を迅速かつ適切に対応できるように、市が開きました。この日は遠野警察署や遠野市鳥獣被害対策実施隊のメンバーなどが参加する中、避難・安全確保訓練と緊急銃猟実施訓練が行われました。訓練は、伝承園裏の小烏瀬川河川敷にクマがいる想定で実施されました。クマ出没の情報が伝承園に伝えられると、園の職員や市の担当職員が園内を回りながら来場者の避難誘導にあたりました。また近隣の土淵小学校でも校内放送で避難が呼び掛けられると、校庭で遊んでいた子どもたちが一斉に教室に向かって駆け出し、素早い行動を見せていました。続いて、緊急銃猟となった場合の行動の順番を確認する訓練が実施されました。去年12月に市が定めた緊急銃猟対応マニュアルでは、緊急銃猟を行う条件として、「クマ等が人の日常生活圏に侵入または侵入する恐れが大きい」「人への危害を防止するための措置が緊急に必要である」「銃器以外の方法で的確かつ迅速に捕獲等することが困難である」「人に弾丸が到着するおそれその他の人の生命または身体に危害を及ぼすおそれがない」の4つの条件全てを満たした場合に市長が判断し実施すると定められています。この日は、手順をひとつずつ確認しながら緊急銃猟が完了するまでの一連の流れを訓練しました。なお市内では7月3日現在96件のクマ出没情報が寄せられており、市農林課では引き続き情報を確認しエサとなるものを放置しないなどクマを寄せ付けない対策を呼びかけています。