11月17日放送分

地域計画地区検討会


将来の地域農業の方向性を見直すための地域計画地区検討会が、先週水曜日上郷地区センターで開かれました。この検討会は農業者の高齢化や後継者不足による耕作放棄地の増加、農地が適切に利用されないといった課題を解決することを目的に、ことし3月に策定された「地域農業経営基盤強化促進計画」と「目標地図」の内容を見直すために行われたものです。今年度は、先月27日から今月20日までの間に市内11カ所で順次開催されています。この日は上郷地区センターで開かれ農業委員や農業従事者などおよそ20人が出席し、将来の農地利用の姿を示す「地域計画」の確認と、10年後に誰がどの農地を耕作するかを示す「目標地図」について見直しに向けた話し合いが行われました。また今回は上郷町でのホップ農地の団地化に向けて、遠野ホップ農業協同組合の組合員やホップの栽培に取り組む地域おこし協力隊員も出席しました。目標地図の見直しについて、出席した人たちは現在の目標地図の内容を確認しながら、上郷町の農地を将来も良好な形で維持していくための意見を出し合いました。またホップ栽培に取り組む地域おこし協力隊員も農地となる場所の見込みを立てようと意見を述べていました。なお市では地域計画と目標地図について、策定後も地域での協議を重ねながら継続的に見直しを進めていく方針です。
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