7月11日放送分

令和7年度 遠野市公営塾 開講式


市内の学校に通う児童・生徒の学習サポートをする遠野市公営塾の開講式が、おととい市民センターで開かれました。遠野市公営塾は市内の小・中学校や高校に通う児童・生徒の基礎学力の向上や、授業以外での学習支援体制の強化を目的に遠野市教育委員会が開講したもので、今年で2年目を迎えます。この日は高校3年生を対象とした大学受験対策講座の1回目が行われ、およそ20人が受講しました。はじめに行われた開講式では佐々木一人教育長が「目的を持って学習することが将来の夢の実現に近づく。志を高く持ち自分の可能性を信じて最後まで頑張ってほしい。」と激励の言葉を送りました。また、今年度の公営塾を運営するプランニングドアーズの石川忠春社長は、「学習量が多い人の方が成功する確率は高い。公営塾を活用して確実に学習量を確保してほしい。」とあいさつしました。開講式のあと、さっそく講座が始まり参加した生徒たちは、講師の話に集中して耳を傾け、学習への意欲を高めていた様子でした。遠野市公営塾ではこのほかにも、高校3年生向けの就職対策講座や、中学3年生を対象とした高校受験対策講座の開催などが予定されています。このうち就職対策講座は、昨年度よりも講義時間を8時間拡充し生徒たちの支援を強化していくということです。
最近のニュース
リストに戻る