
長きにわたる社会奉仕活動が認められこのたび秋の叙勲で瑞宝単光章を受章した市民にその伝達が行われました。令和7年秋の叙勲で瑞宝単光章を受章したのは、元・民生委員児童委員で青笹町の菊池八重さんです。菊池さんは、昭和49年12月から33年間の長きにわたり民生委員児童委員として、社会奉仕の精神で地域住民の保護更生活動に尽力しました。その間、遠野市民生児童委員協議会副会長を務めるなど、組織の強化と事業を円滑に進められるようそして、委員個々の資質向上にも力を注いできました。この日は、出張により不在だった多田市長に代わって鈴木副市長が伝達を行い、菊池さんは、家族に見守られながら勲記を受け取りました。菊池さんの受章に対し鈴木副市長は、「長年のたゆまぬ努力と地域社会への深い愛情、地域福祉の発展に貢献されてきた証です」と喜び、これまで多くの人々に安心と希望をもたらしてきた菊池さんの活動と人柄に改めて感謝していました。菊池さんは、当時の会長から「担当する地区だけでなく青笹町全体を知るように」と指導されたことや、高齢者サロン「笛吹の園」設立に際したくさんの人たちが支えてくれたことなど、これまで指導、支援してくれたみなさんに感謝の思いを募らせていました。なお、遠野市内における令和7年秋の叙勲の受章者は菊池さんを含め3人となっています。