市民と議会との懇談会が今週火曜日に市役所本庁舎で開かれ、参加者が意見・要望を伝えました。この懇談会は市民と直接意見を交わすことでより良いまちづくりにつなげていこうと、遠野市議会が毎年開催しています。ことしは市役所本庁舎を会場に、各地区でまちづくりを行っている協議会のメンバーを中心に５０人ほどの市民が参加して実施されました。懇談会では初めに市議会を代表して多田勉議長が、「市民の皆さんが市政に参画できるような議会とのつながりをこれからも大事にしていきたい」と、あいさつしました。このあと「課題の共有」をテーマに懇談が行われ、参加者からは「高齢者が気軽に集まれる場所を作ってほしい」「放置された空き家の草刈りをしてほしい」など地域が抱える課題について意見・要望が出されました。また市議会の議員定数については、「市民のために一生懸命活動してもらえるのであれば今のままで良い」「それぞれの議員の質を高めていくことが大切」などの意見が出されました。なお遠野市議会では懇談会で出された意見・要望を受け止め、課題の解決に向けて調査・検討を進めていくとしています。