
地域住民主体で町の活性化に取り組む土淵町農村活性化協議会が、「土淵でんパラセンター祭り」と銘打って先週土曜日に旧土淵中学校でイベントを開催しました。土淵町で活動する団体で構成される土淵町農村活性化協議会は、令和4年度から地域住民が主体となり町の元気につなげようと「でんでらパラダイス構想」を策定、旧土淵中学校でのレストラン運営や遊休農地での農作物の栽培など地域資源を活用した取り組みを進めています。先週土曜日はこれまでの取り組みを広く発信し多くの人たちに活動を知ってもらおうと、「土淵でんパラセンター祭り」が初めて開かれました。会場には参加者が農作物の栽培に取り組む「市民農園」で採れた野菜をはじめ、土淵町の米通集落にある炭窯で焼いた「炭」、遊休農地を活用して栽培した小麦粉やそば粉などのブースがずらりと並んでいました。また、そば粉を使ったどら焼きのふるまいも行われ、集まった人たちは顔をほころばせて味わっていました。なおこのイベントにはおよそ200人が訪れブースを回りながら住民主体となって取り組む活動にも関心を寄せていました。