8月31日放送分

市議会定例会 一般質問1日目


9月遠野市議会定例会の一般質問がきょうから始まり、5人の議員が質問にたちました。1日目のきょうは、千田由美子議員、佐々木敦緒議員、菊池美也議員、菊池美之議員、平野昇議員の5人が登壇し、一般財団法人TRCの取り組みと今後について、松くい虫被害防止対策、プレミアム商品券について、新たな生産品目の検討についてなど市の考えを質しました。このうち、今後のTRCの役割と事業展開について問われた多田市長は、「空き家対策は国が空き家対策の推進に関する特別措置法を改正して対策を強化するなど、遠野市のみならず国として大きな課題である」「長期的な展望に基づいて空き家・空き店舗などの価値を創造し、空き家対策への確実な取り組みを目指して、令和5年4月28日に一般財団法人TRCを立ち上げた。」と設立の背景を説明し、「TRCは地域資源の有効活用や新たなビジネスモデルの構築などその役割を十分果たしている」「具体的には旧やなぎ屋は空き家となっていた物件を取得しその後市に売却、現在教育センターの整備が進んでいる」「こども本の森遠野の隣接地は管理者と交渉したうえでTRCが土地を確保して建物を解体し駐車場を整備した」「このほか、3カ所の駐車場賃貸やウィークリーハウスの開業などの取り組みが進められている」「設立から3年が経過する中物件情報やネットワークを活用し、市内の全地域における空き家・空き地の利活用に関する相談、所有者と利用希望者のマッチング機能を強化することも重要」「また市街地の再生にとどまらず周辺地域への波及効果を視野に入れた事業展開が必要であると考えている」と答えました。続いて、松くい虫の被害が拡大し赤茶色に変色した木が増え、遠野の森林の景観や森林所有者にも損害が生じている状況から、その防除対策について質問が出されました。多田市長は、「遠野地方森林組合から岩手県に提案している現場でのチップ化方式について現在実証事業中であり、本格実施への移行を期待している」と話したうえで、被害にあった木を処理するための補助金の創設について、「補助金制度の新設は市民の安全確保を図るため関係機関や団体と情報共有を重ね前向きに検討したい」と答弁しました。次にプレミアム商品券について、公平性の面での課題や追加販売について問われると、「早期の完売となったことは事業に対する高い関心の表れであると受け止める一方で、購入を希望されながらも入手できなかった方や長時間並ぶことが困難な方がいたことは重く受け止めている」「今後は物価高騰に対する支援が本当に必要としている方々へ確実に行き渡るよう商品券という方式にこだわらずキャッシュレス決済の活用やより広く公平な支援手法も含めて総合的に検討していく」と答弁しました。また、「プレミアム商品券事業の実施については、国の動向・市内の消費動向や財政状況市民ニーズ、市内の商業振興策として最も効果的で持続可能な手法は何かという視点に立ち、あらゆる選択肢を視野に入れながら慎重に判断していく」と答えました。なお市議会定例会は、あすも一般質問が行われ、5人の議員が登壇する予定です。
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