12月12日放送分

遠野消防署で警防練成会


消防隊員の日ごろの訓練の成果を確認する警防練成会が、先週金曜日総合防災センターで開かれました。警防練成会は消防隊員の日ごろの訓練の成果と課題を確認し、多様化する現場に対応できるよう遠野消防署が初めて実施しました。訓練は傷病者救助と火災救助を想定して行われました。傷病者の救助訓練では一人暮らしの男性が自宅2階で倒れ心配停止状態である想定で実施され、隊員は傷病者に心肺蘇生法を継続しながら、搬送するまで迅速な対応を取っていました。また火災救助訓練では木造2階建ての住宅から火が出て、2階に2人が取り残されている想定と2階建て共同住宅の1階1室から火災が発生し、2階に3人が取り残されている想定で実施されました。隊員は、これまでの訓練の成果を発揮するとともに、市民の安全と安心を守るため、課題を確認し今後の訓練に生かすとしています。
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