
森林を効率的かつ詳細に調査できる航空レーザ計測の成果活用勉強会が、きのう市役所本庁舎で開かれました。この勉強会は航空レーザによる計測データの活用方法について、他の自治体で取り組んでいる事例を学び理解を深めることを目的に、遠野市と岩手南部森林管理署遠野支署が開きました。きのうは、会場とオンラインを合わせ国や県・近隣市町の担当者など55人が出席しました。航空レーザ計測は、航空機から地上に向けてレーザーを照射して樹木の種類や山の地形などをデータ解析する技術です。また遠野市では森林整備を加速させるため、令和元年度から航空レーザ計測を実施し今年度で全地区のデータが整備される予定です。きのうは東北森林管理局による講義のほか、県・各市町の担当者から具体的な活用事例が紹介されました。担当者からは計測データの解析によって「林道森林作業道の確認」や「土砂崩れ後の確認」などに役立てているほか、「森林所有者への説明資料」として活用しているなどと報告がありました。一方で、レーザ計測では得られない樹木の根曲がりなど、現場に出向かないと分からない情報をどう補うかといった課題も挙げられていました。なお遠野市では、今回の勉強会を踏まえデータの活用策をさらに検討していくとしています。