10月24日放送分

本格的な展開に向けて 地域エネルギー会社 増資発表会


地域エネルギー会社IGATTAの増資発表会がきのう開かれ、地域エネルギー事業の本格的な展開に向けて今後の方針が示されました。IGATTAは、遠野市が令和7年度に「SDGs未来都市」に選定されたことや、カーボンニュートラル・GXを推進していることなどを背景に、エネルギーの地産地消を目指して設立された地域エネルギー会社です。エネルギーコストの上昇やエネルギー代金の域外流出、人口減少による担い手不足などの地域課題に対応するために、市の取り組みに賛同する地域の民間有志と専門業者が連携し、地域内循環いわゆる「稼げる地域」の実現を担う会社としてことし2月に設立されました。今回の増資では地域民間事業4社と遠野市、岩手銀行、東北銀行、北日本銀行の各遠野支店が出資し、資本金をこれまでの40万円から1,000万円に増額しました。これにより、運転資金を確保するとともに、官民が連携した事業体制の構築を進めます。発表会でIGATTAの畠山賢一代表取締役は、遠野で創られたエネルギーを遠野で消費し、利益を循環させる仕組みを形にしたいと考えを示していました。また、今回出資した各金融機関の支店長は、「地域間の問題解決や支援につながる手助けをしたい。新たな価値・創造につなげていきたい」と話していました。今後は遠野市の公共施設への電力供給を起点に事業をスタートさせ、段階的に供給対象を拡大してくことにしています。地域のエネルギーを地域で活用する仕組みづくりを通じて、地域経済の活性化や持続可能なまちづくりにつながることが期待されます。
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