
ことし、継承400年を記念する「鱒沢獅子踊りについて歴史をたどる会」が、今週日曜日に鱒沢地区センターで開かれました。鱒沢獅子踊りは、1626年、「鱒沢のお寺で獅子踊りを見た」という歴史文書が南部家に残されており、この史実が継承400年のはじまりです。今年度は、関係者たちが集まって鱒沢獅子踊り継承400年記念実行委員会を立ち上げ、400年を祝うとともに、今後どのような形で鱒沢獅子踊りを残していけるのか考えるきっかけにしようと、取り組んでいて、活動には遠野市みんなで築くふるさと遠野推進事業が活用されています。今週日曜日に開かれた歴史をたどる会では、市文化課の熊谷航さんを講師に迎え、400年前の人々の暮らしや鱒沢獅子踊り継承400年の史実が分かる南部家に伝わる「三翁昔語」について解説を聞きました。また、遠野七観音の一つ、鱒沢にある「鞍迫観音」で奉納されていたことが分かる昭和40年代の貴重な写真が参加者から提供されると、みんなでその写真を眺めながらこれまで歩んできた時間や受け継がれてきた想いを感じていました。この日の夕方には、鱒沢小学校の子どもたちがホールに集まり、今月開かれる共演会や遠野まつりに向けて練習に励む姿が見られました。鱒沢獅子踊り継承400年記念、獅子踊り共演会は13日・日曜日、高舘八幡神社特設会場にて開催される予定です。時間は午後1時からで、出演団体は鱒沢獅子踊り保存会の他、鱒沢小学校に伝わるしし踊りを踊る会やお隣・小友町の長野獅子踊り保存会、山谷獅子踊り保存会、鷹鳥屋獅子踊り保存会となっています。人口減少などで担い手不足が課題となっていますが、地域の想いが未来へつながっていくようさまざまな取り組みが進められています。