5月21日放送分

上綾織地区マンサード調査報告会


上綾織地区の住居や小屋を対象に実施されたマンサード調査の報告会が、先週土曜日に綾織地区センターで開かれました。この報告会は集落全体の見せ方や地域資源の活用方法を探っていこうと、重文千葉家の活用を考える会が開催しました。調査報告では武蔵野大学工学部建築デザイン学科の伊藤泰彦教授が、10年前から上綾織地区の84軒を対象に聞き取りや実測を行ってきたマンサード調査の成果を発表しました。「マンサード」とは2段階の斜面を持ったデザインが特徴的な屋根の形状のひとつです。上綾織地区では昭和30年ごろから50年ごろまでに建てられました。伊藤教授はマンサード屋根について、現在の上綾織や遠野を象徴する景観要素のひとつと考えていることや、調査した建物には茅葺きからマンサードに移り変わった時代の流れ、当時の地域産業など様々な情報が刻まれていると話していました。また武蔵野大学と千葉大学は共同で、家を建てるときの道具や馬に関する道具といった千葉家にはない民家の中に残る道具の調査を昨年度から始めています。今年度は7月ごろ上綾織地区で、道具に関するアンケート調査が実施される予定です。参加した重文千葉家の活用を考える会のメンバーたちは、興味深そうに話を聞き地域に関する知識を深めていました。
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