
土淵町山口の薬師堂で先週土曜日に宵宮祭が開かれました。遠野遺産のひとつとして認定されている山口の薬師堂は集落東側の小高い山の上に建っていて、堂内に薬師如来坐像がまつられています。宵宮祭は毎年5月の第2週に行われており、土淵町山口自治会の瀬川紀明自治会長は神事で「豊作と皆さんの健康、そして災害のない1年であるように祈願します。」と、主催者を代表してあいさつしていました。また神事の最後には地元の山口さんさ踊り保存会が薬師堂の前でさんさ踊りを奉納し、太鼓や笛の音に合わせて踊り手が軽やかに舞っていました。このあと山を降り自治会館で直会が行われ、来賓として参加した岩手大学名誉教授の広田純一さんは「祭りは続けていくことが大切です。子どもや孫の世代まで続くことを願っています」と、話していました。集まった人たちは料理やお酒を味わいながら交流し、地域の一体感をより高めた様子でした。