7月9日放送分

遠野市総合教育会議


今年度1回目の遠野市総合教育会議がおととい市役所本庁舎で開かれました。この総合教育会議は、市長と教育委員会で構成され、教育委員会と遠野市の連携を図り、重要な教育課題についての協議と調整を行う場です。おとといは、多田市長と市の教育委員が出席し、遠野市学校規模適正化・適正配置基本方針(案)について協議が行われました。この基本方針(案)は、去年設置した「多様な教育活動の検討委員会」からの提言書をもとに、遠野の子どもたちにとって望ましい学校環境づくりを進める際の指針にしようとまとめられました。事務局の説明を受けた委員からは、「学校再編は大きな変化を伴うものだが、その根底に子どもファーストの視点があることを確認しながら進めていってほしい」「地域の人たちが共通理解を持って進めていけるような計画を立てていく必要がある」などの意見が寄せられました。また会議では、中央通りにある旧やなぎ屋を仮称教育センターとし、行政機能と教育環境の充実を図るため整備することや、時間外勤務の状況など教職員の働き方改革についての報告も行われました。委員からは、仮称教育センターについて「児童・生徒が利用しない時間帯の活用も合わせて考える必要があるのでは」などと活発な意見が交わされていました。なお今回協議された基本方針(案)は、市のホームページに掲載されているほか、市PTA連合会への説明と来週15日・火曜日からは各地区で住民に対する説明会を開くとしています。
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