
ろうそくの灯りで昔話を読み聞かせるイベント「一灯で聴く遠野昔ばなし」が先週土曜日遠野郷八幡宮の拝殿で開かれました。この催しは、電気のなかった時代にどのように昔ばなしが伝承されてきたかを体感するとともに、ろうそく1本に明かりを灯しより深い昔ばなし体験を味わってもらおうと遠野文化友の会と遠野市教育文化振興財団が開催しました。この日の語り部は、遠野昔ばなし語り部の会会長の細越澤史子さんと井手八重子さんが務め、遠野三山やサムトの婆といった9つの昔ばなしを読み聞かせました。参加した人からは「拝殿・ろうそく・語り部とどれも雰囲気があってとても良かった」「電気のない時代という想像の世界に浸れたし昔ばなしも面白かった」など評価の高い感想が挙がったということです。なおこのイベントは、今後も定期的に開催していきたいとしています。