
遠野まちなか・ドキ・土器館では、現在市内で発掘された土器や石器から遠野の歴史を紐解く企画展「とおのを掘る」が、開催されています。現在開催中の企画展「とおのを掘る」は、「新編遠野市史資料編考古×古代・中世」が令和6年に刊行したことと県が市内で発掘調査した資料が市に譲与されたことを記念して、歴史を発信しようと企画されました。会場にはこれまで発掘調査が行われた日本でもっとも古いといわれる市指定史跡「金取遺跡」や縄文時代の集落跡が発見された、「権現前遺跡」などから出土した土器・石器などが展示されています。また今月24日には遠野第二ダム建設前の発掘調査で出土した貴重な土器が、県から譲与を受け初公開されます。なおこの企画展はことし11月まで遠野まちなか・ドキ・土器館で開かれています。遠野の歴史を物語る太古のロマンに触れてみてはいかがでしょうか。