11月10日放送分

遠野物語ファンタジー脚本決まる


遠野物語ファンタジー制作委員会が先週木曜日に市民センターで開かれ、51回目の公演となる遠野物語ファンタジーの脚本が決まりました。この日開かれた第2回遠野物語ファンタジー制作委員会では、はじめに専門委員会で協議された事業計画案や原案・脚本委員会において脚本応募作品の選考を行ったことが報告されました。続いて議事に入り第51回の脚本や演出、各監督について協議され全て原案の通り承認されました。ことしの脚本には4作品の応募がありましたが、7月に開かれた第1回の原案・脚本選考会で審査したところ、いずれの作品も舞台化するには内容などが十分でないとの判断となり、該当作品なしという結果になりました。しかし、応募のうち3作品に清心尼公が登場していたこと、来年度が南部氏の遠野入部400年の節目にあたることからこれらの作品は来年度の題材の候補として残すことになりました。このあと8月に開かれた第2回の選考会では過去の上演作品をリメイクする案が出され、第14回公演の「極楽を見てきた婆様」を採用し、制作委員の水内新悦さんが第14回の脚本をもとに内容を再構成し、脚色を行ったということです。また公演のタイトルは「異聞極楽を見てきた婆様」に決まりました。遠野に伝わる昔話をもとにした内容で、「婆様にとって極楽とは何か」をテーマにした作品となっています。制作委員会では今月中旬から出演者の練習を始め、来年2月21日と22日の公演に向け準備を進めていく予定です。なお制作委員会では第51回遠野物語ファンタジーのキャストとスタッフを募集しています。詳しくは遠野物語ファンタジー制作委員会事務局までお問い合わせください。
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