10月17日放送分

緑峰高校 林業の仕事を学ぶ


きのう松崎町の山林で緑峰高校の生徒が林業の仕事について理解を深めました。この取り組みは緑峰高校の2年生13人を対象に地元の林業事業体への就業や、いわて林業アカデミーへの進学を促そうと遠野市と遠野農林振興センターが実施したものです。生徒たちは林業の現場での仕事の流れや実際に使用されている林業機械の役割について説明を受け、機械が稼働する様子を見学しました。また伐採した木材をつかんで運ぶ林業機械「グラップル」の操作体験も行われ、生徒たちは遠野地方森林組合のオペレーターから指導を受けながら、木材をつかんで運ぶ操作に挑戦しました。このあと緑峰高校の教室に場所を移し、岩手県林業技術センターの小澤洋一首席専門研究員からいわて林業アカデミーについての説明が行われました。いわて林業アカデミーは林業に関する知識や技術を体系的に学ぶための研修機関で、これまでに緑峰高校の卒業生を含む遠野市出身者8人が修了しています。小澤さんは林業の現状を説明したうえで、充実した研修内容や給付金制度など、林業アカデミーで学ぶ魅力を紹介していました。生徒たちは今回の授業を通じて林業の仕事やいわて林業アカデミーについて理解を深め、進路を考えるうえで貴重な機会としていた様子でした。
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